トレーニング後のサウナが「なんとなく気持ちいい」だけでなく、筋肉の回復を実際に助けることは、ここ10年の研究で少しずつ明らかになってきています。ただし、使い方を間違えると逆効果になることもあります。Active Body Clubでフィンランド式サウナを導入した理由と、会員の方に伝えている使い方をまとめました。
サウナが筋肉回復に働く仕組み ¶
高温環境に入ると、血管が拡張して末梢血流が増加します。これにより、トレーニングで生じた乳酸や炎症性物質の排出が促進されます。また、熱ショックタンパク質(HSP)の産生が促され、筋タンパクの修復を助けることが動物実験および一部のヒト研究で示されています。Active Body Clubのサウナは90度設定で、10〜15分の入浴を1〜2セット行うことを基本としています。
トレーニング直後に入るべきか、少し休んでから入るべきか ¶
トレーニング直後(5分以内)のサウナ入浴は、心拍数がまだ高い状態で熱負荷をかけることになるため、脱水と過負荷のリスクがあります。Active Body Clubでは、トレーニング終了後に10〜15分のストレッチゾーンでのクールダウンを挟んでからサウナに入ることを推奨しています。この順番が、回復効果と安全性の両立に最も適していると考えています。
水分補給のタイミング ¶
サウナ前に最低でも300〜500mlの水分を摂ることが重要です。トレーニング中にすでに発汗しているため、サウナ前の水分補給を怠ると脱水が進みやすくなります。Active Body Clubのリカバリーゾーンには給水スポットを設けており、サウナ入口の横に常温水を用意しています。スポーツドリンクよりも水を推奨しているのは、トレーニング後の過剰な糖分摂取を避けるためです。
サウナを避けたほうがいい日 ¶
睡眠不足が続いているとき、体調が優れないとき、前日に飲酒したときは、サウナの使用を控えることをお勧めします。また、高強度のトレーニング(最大心拍数の85%以上を長時間維持するようなセッション)の直後は、翌日に軽いセッションと組み合わせてサウナを使う方が回復効果が高い場合があります。
サウナは、正しく使えばトレーニングの質を底上げするツールです。Active Body Clubでは、コーチが一人ひとりの状態に合わせたサウナの使い方をアドバイスしています。気になる方は体験入会でご相談ください。